平成26年度通常総代会が、3月22日(日)午前9時から農協会館4階大ホールで、
総代数542名のうち、総数507名(本人出席253名・代理出席16名・書面議
決238名)が出席し、開催されました。
開会にあたり冨田組合長が「今、農業・農村・農協を取り巻く環境は、かつてない
ような激動の中におかれています。特に、40数年に亘って続けられてきました、お
米の生産調整・減反政策等は、平成29年をもって国が関与するのを廃止するという
ことが、既に決定されています。こうした中で、農家、あるいは農村地域では、平成
30年以降の米作りがどうなるのかといった議論が全国規模で行われております。
しかし、今後の方向性が全く見通し出来ないような状況の中で、私どもJAではあ
らゆる事態を想定し、平成26年度の事業報告並びに今年度を初年度とした、中期3
カ年計画の策定をさせていただきます。総代の皆様から建設的なご意見、ご指導を賜
り、意義のある総代会となりますよう宜しくお願い申し上げます。」と挨拶しました。
ひきつづき石塚福井県副知事、奈良越前市長、高木衆議院議員をはじめ、多数の来
賓より祝辞を頂いた後、議長団には北日野地区平林町の大塚善治氏、大虫地区横根町
の柿本伍市氏が選任され、議事に入りました。
第1号議案の平成26年度事業報告・剰余金処分案の承認を皮切りに、今回提出さ
れた10議案はすべて原案通り可決されました。
また、報告事項として、JAバンク基本方針の変更について、(株)コープ武生と福
井県ジェイエイ酒販(株)における平成26年度事業報告、平成27年度事業計画の設
定についてなどが報告されました。
議事終了後、「TPP交渉や米価下落対策、並びに農協・農業改革などに関する農政
課題について」の決議文を農業ふれあい会会長の納村享裕氏が読み上げ、出席した総
代の拍手で採択いたしました。
最後に、中西専務が閉会の挨拶を述べ、閉会しました。