7月4日、稲田朋美政調会長を団長とする自民党議員の農業戦略現地視察団が
JA越前たけふを訪れ、国が進める飼料用米の作付け拡大の先進事例を視察し、
当JA、管内の農家らと意見交換を行いました。
最初に、一行は北山町の飼料用米(専用品種「夢あおば」)の生産圃場を視察
しました。独自の取り組みを実践している飼料活用推進協議会を中心とし、昨年
に比べ作付面積を増やしたことや、主食用米と同じ方法で育成・管理しているこ
となど、管内の耕種農家・畜産農家から飼料用米の栽培と活用の仕組みについて
説明がありました。
その後、本店で意見交換会が開かれ、冨田組合長、農家から「直接支払交付金
を営農費に充てられる時期にもらえないか」「福井県内の飼料用米需要は千トン
程度。保管倉庫や県外販売などには流通経費がかさむ」などといった要望・意見
を受けた稲田政調会長は「飼料用米の流通、保管費用といった課題の解決を図り、
今後の党の政策に生かしていきたい」と意見を述べられました。