ウクライナからポーランドに逃れた人は240万人以上とも言われている。大渋滞の国境付近の様子がニュースで流れていたが、小さな子供たちや飼われていたペットが、兵士に抱きかかえられながら極寒の道を歩き続けているシーンには胸が痛んだ。
中でも猫の表情が目に焼き写っている。猫たちも必死であった。爆撃の中をかいくぐっての脱出劇である。人間もペットも、まさに地獄を見たに違いない。アフリカの野生の動物たちも常に生死の間で必死に生きている。しかし、人間界も同じだ。日本は大丈夫なのだろうか?
今回の猫さまの写真を見て下さい。これが日本の姿です。
(つづく)
(三田村 善衛)