
TV「ブラタモリ」の軽井沢編で登場した謎の道路標識である。これはラウンドアバウト(円形交差点・環状交差点)と呼ばれるもので、図のように時計まわりにしか進めないというもの。長野県軽井沢の六本辻は、その名の通り六差路である。長野県警は二〇一八年からの社会実験を経て実用化した。
パリの凱旋門にもあるこの標識、実は欧米では以前からかなりポピュラーな存在であったのだ。軽井沢も外国人がとても多くなったことから、わが国もついにこの新型標識の導入に踏み切ったものと思われる。あなた、見たことがおありですか?

(つづく)
(三田村 善衛)