TVの街中散歩系の番組では、最近やたらと取り上げられる物件だ。特に都内などはツボ単価も高く、狭い敷地でも有効活用する必要がある。
敷地が極めて細くて長い部分に無理やり建てられた、これまた超細薄建築物!中の間取りは一体、どうなっているのか。はたまた入口のドアはどこにあるのか。トイレやバスはどんな造りになっているのか。
路上観察学では、中にお邪魔させていただくのはタブーだから、あくまでも外から眺めてあれこれ想像するしかない。さらに都会では五差路、六差路なども珍しくはない。ここには鋭い三角形の敷地が数多く見られる。当然、超鋭角の三角形のビルや店舗が出来上がる。これまた中の間取りが謎だ!
(つづく)
(三田村 善衛)